今回の記事では、映画「グレートウォール」の観客の評価をご紹介します。
これから見る方も、すでに見た方も、感想はそれぞれかと思いますが、他の人の評価も気になるという方は読んで見てくださいね。
目次
好意的な感想を持った人は、あくまで‘娯楽大作’として見るのをオススメしているかも?!
面白かったという意見も多いこの「グレートウォール」ですが、細かい中国の歴史の史実や、衣装の面での時代考証などを気にせずに、本当に‘娯楽’として鑑賞するのがオススメなようです。
歴史の史実や政治的な戦略などに詳しい方は、そういったことを一旦、脇に置いて、遊園地でジェットコースターなどのアトラクションに乗った気分で楽しむのが良いようです。
正直に言えば衣装も、詳しい人が見れば、時代設定的には、少し違和感を感じる方も多いのかもしれません。
ですが、一旦’娯楽’もしくは’遊園地のアトラクション’という感覚で楽しんで見ると、VFXの合成技術の高さや、アクションシーンの迫力など、見所がたくさんあって、面白いです。
ですので、あまり真面目に捉えすぎないほうがいいかと思います。
とにかく怪物が大挙して押し寄せるシーンは、一見の価値があります!
そして、そこまでグロテスクなシーンはないので、グロ系が苦手だという方でも、十分に楽しめる幅広い層に受ける作品かと思います。
中国資本による潤沢な資金を十分に使った贅沢な出来の映画!

近年の中国資本の世界での活躍には目を見張るものがあります。
この「グレートウォール」という映画にも、中国の会社の資本が潤沢に投入されているようです。
(噂によると、数百億円とか・・・)
その投資した分が興行収入で回収されたかどうかは疑問符ですが、とにかく誰がどう見ても、お金をかけて作ったことがわかる映画です。
近年のハリウッド映画でもここまでの豪華な出来のアクション映画はあまり見ないのでは・・というくらいVFXなど、お金をかけています。
とにかく、経済がうなぎのぼりに上昇している中国だからこそ撮れたアクションを、成金趣味だと一喝したり、バブルだ、などと嘲笑するのではなく、一見の価値ある‘中国製の超豪華アクション映画’として素直な気持ちで鑑賞するのをオススメします(笑)。
衣装なども、誰が見てもお金がかかっているのがわかります!
チャン・イーモウ監督の昔からのファンの人はちょっと驚くかも?!

客観的な評価を書くためには、少しネガティブな事情にも触れておく必要があるかもしれません。
「グレートウォール」のチャン・イーモウ監督は、詩情あふれる作品から、歴史大作まで様々な名作を撮った監督として、国際映画祭でも様々な賞を受賞している巨匠です。
そのチャン監督の昔からのファンの人が、これまでの監督の作品のテイストを期待してこの映画を見ると、「エ?!」と肩透かしを食うかもしれません。
すいません、本当のことなので、敢えてネガティブなことも書かねばなりませんので・・・。
特に、チャン監督の初期作「初恋のきた道」(1999年)が好きなファンの方などは、「えー!これ、本当に同じ監督が撮ったの?!」と、大声で叫びたくなるほどの驚きがあるかもしれません。
ですが、それは監督自身の持つテイストの振り幅が広いということでもあって決してネガティブなことではないとも言えます。
巨匠と言われる映画監督は、時代ごとに撮る映画の作風をガラリと変えることもあるわけです。
むしろ、世界的な監督ではそれが普通だったりするのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「グレートウォール」これから見る方も、もう既に見た方も、どういった感想をお持ちでしょうか。
他の人がなんと言おうと、自分が面白いと感じたものを見るのが人生の楽しみでは?ということで、ぜひ「グレートウォール」楽しんでください。
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