今回は、チャン・イーモウ監督作品の「グレートウォール」のあらすじをご紹介します。
ネタバレありになりますので、気になる方はご注意を!
目次
中国が誇る巨匠チャン・イーモウ監督とは?!
監督のチャン・イーモウは、中国の方ですが、アメリカのハリウッドでも大活躍の人気の監督です。
『紅いコーリャン』『あの子を探して』『HERO』『初恋のきた道』などの代表作品があります。
様々な国際映画祭で賞を受賞するのみならず、北京オリンピックの開会式や閉会式のディレクターを務めたことも話題となりました。
中国で撮っていた頃の映画は、叙情的な空気感に溢れ、とても洗練された映画を撮っていたように感じます。
さて、今回ご紹介する『グレートウォール』ですが、そんなチャン監督が、自らの国、中国で万里の長城をメインの舞台として描いた壮大なスケールのアクション大作になります。
あらすじを簡単に紹介していきます。
中国の万里の長城を巡る、壮大なスケールのアクション大作

ヨーロッパからやってきたウィリアム(マット・ディモン)と、トバール(ペドロ・パスカル)の二人は、傭兵で、黒色火薬を探し求めて中国を旅しています。
ある日、馬賊に襲われかけた二人は、何とか洞窟に逃げ込みます。
ですが、そこでは怪物に襲われてしまい、その怪物の腕を切り落とします。
怪物の腕を持ったまま、二人は、万里の長城に逃亡します。
長城には、将軍を始め、たくさんの兵隊を抱えた禁軍が籠城しています。
そしてウォイリアムとトバールの二人は禁軍に捉えられてしまいます。
二人は、何とか処刑を免れますが、手錠をかけられてしまいます。
すると、先ほどの怪物が大挙して長城に襲いかかってきたのです。
禁軍は必死の抵抗を行いますが、怪物は次々と襲ってきます。
長城の壁をよじ登ってくる怪物にたじろぐ禁軍の兵士たち。
ウォイリアムとトバールは、他にも西洋人を見つけ、何とかその人物に手錠を外してもらいます。
そして、二人は禁軍を援護します。
敵の怪物が退散すると、二人は禁軍の晩餐会に招かれ、盛大なもてなしを受けます。
女将軍リンとの‘信用’を巡るやり取りの後に、ウィリアムがとった行動は・・・

手錠を外してくれた西洋人の男が、ウィリアムとトバールに、逃げる方法を教えます。
そして二人は再び怪物が襲ってきた時に、逃げようと話し合います。
一方、禁軍は、磁石の不思議な力が怪物に有効なのでは、と気づき始めます。
その後、再び襲ってきた怪物によって将軍が殺されてしまい、その遺言で側近の女性リンが新しく将軍になることが告げられます。
禁軍は、女将軍のリンを中心として怪物に再び立ち向かうことになります。
ウィリアムとトバールは、再び怪物が襲ってきたときに、その隙を狙って、一緒に逃げる計画でした。
ですが、ウィリアムはリンとのやり取りの中で、徐々に正義感に目覚めたのか、火薬を持って逃亡しようと誘う相方の誘いを断ります。
ですが、相方のトバールは、ウィリアムに罠をかけてしまい、火薬を持って逃亡します。
リンとウィリアムが怪物に対峙して、大活躍!

その後、怪物は万里の長城を破り、都まで襲撃してしまいます。
リンとウィリアムは協力しあって、怪物の女王を殺し、何とか怪物の大群を壊滅させることに成功します。
一方、相棒のトバールは、その後禁軍に捕まってしまい、投獄されます。
そしてウィリアムの方は、その活躍の報酬として、護衛を伴い、自分の国に無事に帰れることになりました。
ですが、ウィリアムは、自分を裏切ったはずの相棒トバールを一緒に連れて帰ると告げます。
リンは、そんな二人の姿をひっそりと長城から見ています。
一件落着!
まとめ
万里の長城を舞台にした壮大なアクションです。
中国の皇帝らしき人物も出てきますし、歴史好きの方も、そうでない方も、楽しめるのではないでしょうか。
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