今回は、ウィル・スミス主演のアクションSF作品「アイ・アム・レジェンド」のあらすじをご紹介します。
この記事には、ネタバレとなる内容が含まれていますので、気になる方は注意してください。
目次
ニューヨークでたった一人。人類の生き残りとなった男
この映画の原作は、リチャード・マシスンのSF小説「地球最後の男」です。
小説のタイトルからもわかるように、ウイルスに侵された地球で、人類は次々と死に追いやられ、その感染源となったニューヨークで一人生き残りとなったウィル・スミス演じる男の物語です。
主人公の男は、ペットの愛犬と暮らしています。
ゴーストタウンと化したニューヨークで鹿の群れに襲われたり、様々な危機に襲われながらなんとか生き延びています。
優秀な科学者であるウィル・スミス演じる男は、妻と子供を軍用ヘリに乗せながら、「二週間以内に薬を見つければこの感染を食い止められる」と言って彼らと別れます。
そして、三年後の今、男は、結果として薬を未だに見つけられず、他に人類のいない孤独な生活をニューヨークで送っているのです。
たった一人の人間として、です。
毎日、男は動物実験をして薬の開発をしながら、他の生き残りの人間がいないか、希望を持ちながら、同じ場所で正午に無線放送を流して待っています。
唯一の相棒であった愛犬サムも、ウイルスに感染してしまい・・・
それまで唯一の話し相手であった愛犬のサムが、ひょんなことから暴徒と化した狂犬集団に襲われてしまい、なんと例のウイルスに感染してしまいます。
必死でサムの傷を治療する主人公ですが、腕の中で愛犬はウイルスのせいで徐々に凶暴な狂犬と化してしまいます。
そして、主人公は、涙を流しながらも愛するサムを自分の腕の中で潰すように殺害してしまうのです・・・。
唯一の相棒であったサムを失った主人公の失望感は相当なものでした。
あまりの喪失感から、主人公の男は、ゾンビと化した闇の住人の群れに無謀にも車で突っ込んでいきます。
そして、次々と襲い来るゾンビ集団にあと一歩でやられそうになってしまう主人公。
ところが、そこに’人間’の女が助けにやって来ます。
意識を失った主人公は、三年前に家族と別れて離散してしまった悪夢のような現実を、夢として思い出します。
夢から覚めると、自宅には知らない人間の女と子供がいました。
主人公は、はじめは警戒しつつも、怪我の治療をしてくれた女に徐々に心を開きます。
そして、主人公には娘がいたこと、娘の名前をボブ・マーリーから取ったことなどを説明します。
一方、女の方は神の声のようなものに従って、ここに来たことなどを話します。
生存者の村が山奥の方にあるので、そこに一緒に逃げるよう、主人公を説得します。
ですが、主人公は感染源のニューヨークに残って戦うのが自らの使命であると言って応じません。
すると、そこへ後をつけて来た闇の住人であるゾンビたちが襲いかかって来ます。
主人公は、必死で抵抗します。
ですが、地下室の実験場まで3人は追い詰められてしまいます。
主人公は、最後の希望を二人に託して、そして・・・。
ここで人体実験をしていたゾンビが、凶暴性が和らいでいることに主人公たちは気づきます。
ようやく効果的な血清が見つかったのです。
ですが、ゾンビが再び襲って来たため、苦肉の策として主人公は、そのウイルスに有効な治療薬である血清を女性と子供に託し、二人を奥に隠します。
そして、ゾンビたちを仕留めるために、主人公は自らの命を投げ打って戦います。
そして、主人公なき後、女性と子供は託された血清を持って、生き残りがいる山奥の村を無事に訪ねることに成功するのです。
まとめ
以上、ネタバレありの「アイ・アム・レジェンド」のあらすじのご紹介でした。
アクションシーンも、結構、迫力があります。
SFが好きな人、ウィル・スミスのファンの方など、オススメです。
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