今回は、2011年のアメリカのホラー&サスペンス映画『ファイナル・デッドブリッジ』をご紹介します。
こちらは、2000年から続いている大人気シリーズ『ファイナル・デスティネーション』の第5作目にあたります。
シリーズを通して、冒頭で大迫力の大事故が起こる場面が描かれていて、アメリカで大ヒットを記録しています。
今回の記事では、本作のネタバレを含む内容もありますので、ネタバレを知りたくないという方はご注意ください。
目次
主人公の予知夢であるヴィジョンの映像の迫力がすごい
冒頭から描かれる大事故のシーンは、とにかく見応えがあります。
主人公たちを含む会社のメンバーたちは、研修に向かうため、バスに乗り、大きな橋を渡ろうとします。
そこで主人公は、その橋が徐々に崩れ落ち、自分たちの乗っているバスも川に落下して、皆、それぞれ凄惨な死を遂げてしまう予知夢のヴィジョンを見ます。
バスの中で目を覚ました主人公は、周りの人を説得して逃げ出しますが、大半の人たちは、主人公の話を真に受けず、その後、本当に橋が崩落してしまい予知夢通りに亡くなってしまいます。
この最初のシーンだけでも、なかなか迫力があって引き込まれます。
ただし、大事故の場面ですので、人間の血を見るのが苦手な人や、バイオレンス系が苦手な人は注意した方がいいかと思います。
奇跡的に助かった数人も、その後、別の形でアクシデントに見舞われてしまい・・・

冒頭の橋の大事故から、主人公に引っ張られるようにして奇跡的に助かった数人も、その後、様々な日常生活の中でアクシデントに見舞われ、次々と命を落としてしまいます。
ある人は、いつも通り、器械体操の練習をしている時に、またある人は、マッサージ店でマッサージを受けている時に・・・など、日常生活で大事故に遭ってしまうのです。
その描写も、スリル満点で、ジェットコースター並みのスリルがあります。
やがて、検視官らしき男の証言により、過去にも、大事故で助かるはずのなかった人たちが、助かった後に次々と謎の死を遂げる出来事があったことを知ります。
死する運命からは逃れられないとのこと。主人公たちが生き延びたのが間違いだったのでしょうか。
ただし、別の人間の命を奪ってしまえば、その人間の人生を代わりに生きられる、と検視官の男は話します。
そしてその後、生き残った主人公と元恋人の女性は、別の恋人を失った同僚から、逆恨みを買ってしまい、命を狙われてしまいます。
絶体絶命の主人公は、何とか生き延びるも、しかしそこには別の事故が・・・

主人公が、アルバイト先のレストランで元恋人の女性と二人で話していると、前述の同僚の男がやってきて、女性の命を狙います。
男が女性を追っている間、そこへやってきた警官が謝って男に打たれてしまいます。
男は、警官を殺した上、それを目撃した女性のことも銃で打とうとします。
そこを主人公の男性が何とか助け出します。
襲ってきた男は、主人公の活躍で何とか殺害することができました。
何とか生き永らえた主人公と元恋人は、よりを戻して、二週間後には主人公の夢であったフランス修行に向けて、飛行機で共に旅立ちます。
ですが、その飛行機は、空中で事故にあい、二人は帰らぬ人となってしまうのでした。
(この最後の飛行機事故の場面ですが、二人が機内に乗り込んだ瞬間、他の乗客である少年が何やら大騒ぎをして機内から降ろされていました。
そのエピソードは、このシリーズの第一作目の冒頭とつながっているので、今回、これが気に入った方は、シリーズ一作目もご覧になると良いかもしれません。)
まとめ
グロテスクな描写が度々出てきますので、スプラッター映画好きな人にはたまらない作品かもしれません。
そしてスリリングなサスペンス・ホラーの要素もありますので、そういったジャンルが好きな方にはオススメかと思います。
ただ、血が苦手、グロ系は無理といった方は、ご注意ください!
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